INTERNSHIP ENTRY

海外で、商社パーソンの
真価が問われる。
いかに現地を見つめるか。
いかに個を尊重するか。
ビジネスの土台には
リスペクトが必要。

基幹職

森口 修一Shuichi Moriguchi

1989年入社/海外薄板事業第一部
(Saigon Steel Service and Processing Co., Ltd 出向)

1989年に野村貿易に入社し、鉄鋼製品の国内取引及び貿易取引を担当。その後、前身の住商スチールに合流し、住友商事グローバルメタルズへと至る歴史を最前線で体感してきた。「組織として同じベクトルを向いていますが、さまざまな個性に溢れた人が集まっているのが当社の強み」だと森口は語る。現在はベトナム現地法人の副社長として出向中。これまでにタイに3度駐在するなど、会社生活の大半を海外で過ごしている。

INTERVIEW05

商社人生30年、鉄ほど世の中に
役立つものはない。

社会人になって以降、私は常に鉄とともに歩んできました。当時、先輩に「鉄ほど世の中に役立っているものはない」という言葉を聞かされましたが、その重みを今でも実感します。加工性に優れ、耐久性が高く、製造コストが低い。そして世界中で求められている。私が鉄鋼「メーカー」ではなく鉄鋼「商社」を選んだのは、自社の商材に縛られずあらゆる商材を取り扱えるから。顧客に対して幅広い選択肢を提案でき、主体的にビジネスの構築に携われると考えたからです。私が入社した会社はその後住友商事グループと合流し、所属する組織の名称が現在の「住友商事グローバルメタルズ」となったのは、2016年のことです。

ベトナム現地法人を率いながら思う、
「個の尊重」の意義。

現在私はベトナム・ホーチミンにある現地法人に出向し、副社長として組織を率いています。
ここは、営業・物流・経理・総務など事業の基幹を担うオフィスと、鉄鋼製品の在庫・加工・管理などを行う工場があり、従業員の多くがベトナム人です。今回の海外駐在は私にとって4度目ですが、私が現地法人に赴く際に心がけているのは「個の尊重」と「相互理解」です。まず私が駐在先に赴任して行うことは、現地のことを理解すること。そして、自分のことを理解してもらえる努力をすること。現地には現地の考え方やスタイルがあります。歴史・風習・言語・商習慣などが異なる従業員とともに働き、成果を出していくには、現地に対するリスペクトなくして組織経営はできません。営業力の強化によって製品の仕入れ、加工、出荷量は増加の一途を辿っていますが、その根底には、賃金や福利厚生などの「労務」面で従業員を大切にした効果的な制度設計もあると思っています。

鉄の需要は終わらない。
この責任ある仕事を
後輩にも味わってほしい。

当面はこの組織をより強固な組織にすることに邁進したい。一般的に、サラリーマン人生のなかで一企業の経営に携わることができる経験はほとんどないはずです。この恵まれたミッションを完遂したいですね。また、こうした責任ある仕事を後輩たちにもどんどん経験してほしい気持ちも強いです。当社には多数の海外拠点がありますし、鉄の需要はまだまだ世界中にある。しかし、すべてが盤石なわけではありません。マーケット動向のリサーチ、顧客ニーズの吸い上げ、適切な在庫水準の維持、正確な加工とデリバリー、さらには与信のコントロール。そのうえで、常に業務品質の向上を意識し、競合他社との差別化を図ることが求められます。そして、商社としての機能を発揮していくうえで最も重要なのは、やはり熱い想いを持った「人」であり、どこで働く場合でも「相互理解」と「個の尊重」を決して忘れてはいけない、というのが私の考えです。

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