2026.10.7

浮体式洋上風力発電向け係留システム新技術を担うTFI Marine社とのパートナーシップ契約を締結

住友商事グローバルメタルズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長執行役員:福島浩史、以下「住友商事グローバルメタルズ」)とTFI Marine Limited(本社:アイルランド、CEO:John Herlihy、以下「TFI Marine」)は、浮体式洋上風力向けの新たな係留ソリューションの普及を目指し、パートナーシップ契約を締結したことを、お知らせいたします。

TFI Marineが新たな係留ソリューションとして開発した「SeaSpring」は、浮体式洋上風力の係留システムにかかる荷重・システム劣化を低減するデバイスです。「SeaSpring」を組み込むことで、システム全体の長寿命化が図れる一方、荷重低減により小型の係留部材の使用が可能となり、部材コスト、浮体の設置に必要な期間・船団の規模を削減できることから、より高品質で、低コストの係留システム構築への貢献が期待されます。

浮体式洋上風力は、既に欧州を中心に広く普及している着床式の後に続く次世代技術ですが、大水深の遠洋でも設置可能である為、広大な排他的経済水域(EEZ)を持つ日本では、今後大規模な開発が計画されています。一方、浮体式洋上風力の拡大には、着床式にはない、質の高い係留システム、そしてそのシステムを構成する為の部材、鋼製チェーン・化繊ロープ・アンカー等の安定供給が不可欠となります。住友商事グローバルメタルズは、今後、日本において求められる、高品質な係留システム部材のサプライチェーン構築を目指しており、TFI Marineとのパートナーシップ契約締結を、その重要なステップと捉えています。

住友商事グループでは、洋上風力発電所の開発、着床式・浮体式洋上風力基礎構造物のサプライチェーン開発に広く取り組んでおります。TFI Marineとのパートナーシップ契約締結により、洋上風力の普及にこれまで以上に貢献することで、低炭素社会の実現を目指して参ります。

TFI Marine社の概要
2005年に設立された、アイルランドのエンジニアリング会社です。同社は、新たな係留ソリューションとして、荷重およびシステム劣化を軽減するコンポーネント「SeaSpring」を開発。この新技術を通じ、浮体式洋上風力プロジェクトコストを大幅に削減し、再生可能エネルギーの普及と世界的な脱炭素化への貢献を目指しています。

TFI Marine社の独自技術「SeaSpring」

TFI Marine社の独自技術「SeaSpring」

<本件に対する問い合わせ先>
住友商事グローバルメタルズ株式会社 総務・業務グループ
https://www.scgm.co.jp/contact/